なぜ水没修理に時間が掛かるのか!

iPhone7を洗濯機で水没させた例で、説明します。

 

その前に、水没修理に来られる方で 持って来て直ぐに出来ると

思っている方は良くこの作業内容を理解した上でお持ち込みください

 

お持ち込み後直ぐには出来ないのが理解出来ると思います。

本体をフロントパネルを、バックフレームから取り外しバッテリーのコネクターを外します。※この作業は 大体5分前後掛かります。

 

表面内部損傷をまず 確認

水が何処まで入っているのか、コネクタ部分はショートやサビが付着していないかなどです。

 

内部ロジックボードと呼ばれる基盤を慎重に外して

裏面を確認します。 ※ここまで 約30分前後掛かります。

ロジックボード裏側のチップ密集部分を更にルーペなどを使い確認します

 

ここから 当店の特殊洗浄を行います ※この間 約4時間以上

 

残念ながら 企業秘密の為 洗浄時の画像はお見せできません

ロジックボードを洗浄中 バックフレームに付いているパーツを全て取り外し、濡れてる箇所を綺麗に除去します。

 

※この作業は 約1時間

全ての特殊洗浄が終わり綺麗になった所で組み上げていき

iPhone6Sから導入された 防壁パッキンを綺麗に新品の物と

交換します。 ※この作業 約 20分

全ての作業が終わり 実際に故障箇所 不具合が無いか点検をします

※この作業は、5分前後となります。

この様にして 水没復旧作業を行なっていますので 時間と時にはお日にちが掛かる事が有ると言う訳です。

 

単に中を開け ティッシュ等で拭く程度では 素人にでも出来ますが

熟年の技術が要求される作業となります。

 

今回モデルにした iPhone7の洗濯機による水没のお客様ですが、水没する前の状態に戻って

大喜びで御帰りになりました

 

但し、水没後 本体を振って水を出そうとしたり 充電器にさしたり はっきり言って無意味です

復活の見込みが下がってしまいますのでご注意ください 

iPhone/iPadの水没と言ってもかなり種類が有ります。

水 没 種 類 復 旧 履 歴
トイレ かなりの確率で持ち込まれてます
お風呂 若い方に多いですね音楽を聴きながら等
ゲリラ的な雨など
水たまり かなりの確率で持ち込まれてます
水路 予期せぬ出来事的な
夏場に多く見られます
夏場に多く見られます
足湯 温泉地なので多いです
温泉 温泉地なので多いです
プール 夏場に多く見られます
夏場に多く見られます
エタノール 過去1件
アルコール酒 接待等で
よだれ 赤ちゃん等
一般的にサラリーマンが多く見られます
冬限定ですね

水没したら、先ず電源を切ってください

絶対にやっては駄目!

 

本体を振っても水は出ません逆に壊れます。充電しては駄目です。例え水没直後動いていてもたまたまです。

パソコンに繋げては駄目です。電圧が掛かる為ショートします。出来るだけ早めに当店までお持ち下さい

2018年お客様より良く聞く言葉

水没後、某修理店で中を拭いてもらいました。

はっきり言って、水没後中を開けて拭く程度では 復活しません!

全てのパーツを取り外し 特殊洗浄を行わない限り 拭くだけでは 不可能です

水没後の対処方法

iPhone6sPlus/6s/SE/6Plus/6/5s/5c/5/4s/4/3GS/3G迄の本体

 

通常に電源が切れない場合 電源ボタンとホームボタンを

同時長押しをし画面が消えたら指を離します

これは、強制的に電源を切るやり方です。

iPhone7Plus/7の場合

 

通常に電源が切れない場合 電源ボタンとボリュームボタンの下

を同時長押しをし画面が消えたら指を離します

これは、強制的に電源を切るやり方です。

電源を切ったら 本体外側に着いた水気を拭きます。

※この時 本体を絶対に振らないようにして下さい

表の画面を見て右側に、SIMカードが入ってる所が

有りますので そこを上にして 真下に

マナー・ボリュームボタンが来るようにご家庭の

洗濯ばさみなどで固定して 立てて下さい

この作業を行っても 水没直後治ることは無いので 絶対に電源を入れたりUSB電源やパソコンには

繋げないでください

 

この状態で保管して 当店がオープン後、お持ちください

iPhone 8 & iPhone X の場合

ボリュームの上1回

ボリュームの下1回

電源ボタン長押し

ボリュームの上1回

ボリュームの下1回

電源ボタン長押し

ネット上には 乾燥材や 冷蔵庫 ドライヤー 乾燥機 生米等のやり方が出てますが

やるだけ無駄です

YouTubeや ニコニコ動画等で紹介してる方も居ますが たまたま 動いてるだけです

水没というのは そんなに簡単に治る物では有りません